旅のあとがき English

関東

小湊鉄道

千葉県

満開の桜の下、小湊鉄道のクリーム色と緑の列車が停まる駅のホームを歩く人々。曇り空の春
場所
千葉県
時期
2026年4月 日帰り
行き方
東京駅→(JR総武線70分)→五井駅→小湊鉄道に乗り換え
費用
8000円

桜が咲く時期は1週間程度。長くて2週間だけど、雨風が強ければ散ってしまう。開花時期の短さや、風で散りゆく様子、花びらの淡い桃色が、桜の印象をか弱くさせる。桜の人気は、その儚さにあるのだと思う。

桜の名所はたくさんあるけれど、電車から眺められるところがある。それが小湊鉄道だ。

雨の五井駅ホームに停まる白と緑の小湊鉄道の気動車。行先表示は養老渓谷

小湊鉄道に乗るために、東京から1時間程度電車に揺られ、五井駅で乗り換える。

五井駅を出た小湊鉄道の沿線には、たくさんの桜が咲いている。

小湊鉄道の車窓から見た満開の桜と菜の花、曇り空の線路脇

桜だけではない。菜の花もあり、運が良ければ桜と菜の花が同時に楽しめる。途中の駅で数分止まる間、駅に降りて写真撮影ができる。

満開の桜と菜の花に囲まれた小湊鉄道の駅ホームと線路、曇り空の下で写真を撮る乗客

ホームで手に入れた梅ジュース。梅シロップが自家製なんだろう。梅の濃厚な酸味に負けないくらい甘みもあり、とても美味しかった。

列車の窓辺で手に持った梅ジュースのカップ、窓の外に桜と菜の花

レトロな鉄道に乗りながら、桜と菜の花が同時に楽しめる。そんな小湊鉄道が好きで、2年連続来ている。

桜と菜の花が咲く里見駅に停まる小湊鉄道のオレンジと赤の気動車、曇り空

小湊鉄道の終点から1つ前の養老渓谷駅で降りる。

養老渓谷駅のホームに停まる行先表示「養老渓谷」の朱色の気動車、曇り空と桜の咲く山

菜の花と枝の木々に囲まれた木造の養老渓谷駅舎、曇り空の下

養老渓谷駅から歩いて30分程度のところに、養老渓谷温泉という小さな温泉があるので、歩いて向かう。温泉街に着くまで、桜やすずらん、水仙が出迎えてくれる。

曇り空の下、満開の桜の木と民家の前に咲く白いスノーフレーク

雨粒の残る細い葉の間に咲く、オレンジ色の副花冠をもつ黄色い水仙と指差す手

温泉街にある嵯峨和旅館さんでは、お昼ご飯に猪鍋が食べられる(電話予約が必要かもしれないので、実際に行く方は事前に確認してください)。少しゴワゴワしてるけど、そこが猪を感じられて良い。食べ終えたら旅館内の温泉にも入れる。

一人用コンロで湯気を立てる猪鍋。肉の下にうどん、奥でも箸で鍋をつつく人

桜と菜の花が同時に見れて、猪鍋も食べれて、温泉にも入れて、東京から日帰りできる。桜の時期に1日空いてたら、毎年でも行きたくなる最高のお散歩コースだ。